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街のお得！？情報
楽山 ～ロンシャン～ 本店（四川料理・坦々麺）
市川市堀之内
やみつきになる
特製ラー油の坦々麺
楽山本店は、周辺では数少ない本格四川料理を食べさせてくれるお店として、地元で有名です。
四川料理といえば、麻婆豆腐や坦々麺など辛～い味付けが特徴ですが、
それほど辛い料理が得意ではない私としては、辛味の中にどれだけ旨みを堪能できるかが大事。
そこを見極めに行ってきました。
おすすめは坦々麺と麻婆豆腐のランチ
お店は駅から出てすぐに見えるような場所ですが、当日はクルマを利用しました。
駐車スペースは店舗右側に3台分ほどあります。
席につき、メニューを見ると、メインのランチは5種類（900円～）。
そのほか麺セット（おしんこ、小ライス、デザート付）、レディースセットなどがありました。
スタッフにおすすめを聞くと、
坦々麺セット（1000円）と麻婆豆腐（900円）ランチがダントツ人気とのこと。
坦々麺の甘辛いスープが大好物な私としては大至急坦々麺セットを注文しようとしましたが、
「ちょっと量が多すぎるかな？」と思いとどまり、単品の坦々麺をお願いしました。
待っている間あらためてメニューを確認すると、さすが本格四川料理のお店、
コース料理（3000円～）や単品料理も充実しています。これは大勢で行くのも楽しそう。
無かん水麺の独特の食感に驚き
さて、メニューに集中していると「お待たせしましたぁ～」の声が。
たしか注文してから2・3分。全然待っていません。
テーブルに置かれた坦々麺の具はひき肉とチンゲン菜。定番といったところでしょう。
スープは比較的サラサラなタイプ。すり胡麻たっぷりという感じではありません。
麺はやや白く太めです。ではいただきます。
「うっ！？ なんだこのモチモチの麺は？」
麺が柔らかくお餅のようにモチモチしているのです。
普段麺は「バリカタ（すごく固め）」で注文する私としては違和感がありました。
しかし2度、3度とすすると、スープのきつめな辛さをうまく中和していることに気づきました。
そして何と言っても、やや強めに漂ってくる山椒のような香りが食欲をかき立てます。
その理由をスタッフに訪ねると、
「当店は無かん水麺を使用しています。かん水は麺に腰を与えるので日本では一般的に使われていますが、
実はごく微量の発がん物質が入っているんです。健康には影響ないそうですが。
それに本場中国の麺は、無かん水麺です。
腰のある麺に慣れた方は最初驚かれますが、食べたあとはこちらの方がいいというお客様が多いんですよ」
香りに関しては、
「山椒ではありません。ラー油です。これは3種類の唐辛子をブレンドした自家製品です。
一つは四川省から直接取り寄せたもので旨みを、
もう一つは日本製で辛味を、最後に韓国製で赤さを引き出しています。
香辛料にはごく少量の山椒のほか、みかんの皮や、レモングラスなども入っています。
だからそんな香りがするんでしょう」
話を聞いているといつの間にか麺を完食。
「残ったスープに、ごはんを入れるとおいしいですよ」と言われ大至急「お願いします！」。
ごはんはサービスしてくれました。
これが美味い！ 麺よりさらに辛味を中和しいくらでも食べられそうです。
最後のごはん粒を口に入れた後、ふと思いました。
「あれ。坦々麺の単品はいくらだっけ？」
答えは950円。結局ライスも食べるなら、
おしんことデザートが付いたセット（1000円）にすればよかった……。
楽山 ～ロンシャン～ 本店（四川料理・坦々麺）
千葉県市川市堀之内3-17-16
（北総線北国分駅より徒歩約1分）
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