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街のお得!?情報
じゅん菜池緑地(梅林)
市川市中国分
春の訪れを告げる140本の梅
じゅん菜池緑地の広さは8.5ヘクタール。東京ドームの2倍弱と広大です。
この公園には市内随一約140本の梅の木があります。
桜が春を楽しむ花なら、梅は春の訪れを告げる花。春を探しに行ってきました。
さわやかな春到来の香り
敷地内には数カ所の梅林があります。
梅は例年2月の上旬から咲き始め、3月上旬に満開を迎えます。
しかし今年(2012年)の開花は遅れているとか。今回訪れたのは3月4日。
ちょっと不安を感じつつ、入って右側の梅林を見ると……。
咲いていました。まだ4分咲き程度でしたが、辺りは梅独特のさわやかな香りが漂っています。
まだ肌寒い中“凛“としたその姿は「もう春だな」と、なんだか安堵感を与えてくれました。
公園内を進むと中心部にかなり大きな池があります。
そこにはコサギ、カルガモ、ヒヨドリなどの野鳥が生息しています。
年間を通すと約70種類が確認できるとか。
今回初めて訪れましたが、その数はかなりインパクトがありました。
しかも人間を全然怖がりません。近隣の方々がけっしていじめたりしないからのようです。
また、生態系を壊さないようエサをやらないと決めているようでした。
自然のままに暮らす野鳥たち
池の脇の梅林ではかわいい薄ピンクの梅が咲き、野鳥が散歩をしていました。
人々がテーブルで談笑や勉強をする広場を、
カモがピョコタン、ピョコタンと並んで歩いて行きます。
自分から私の方に来て足元から50センチほどのところを横切っていきました。
池の周りの小道には直径7・80センチほどもある大きな桜の木もありました。
こちらの開花はまだまだ先のようです。
ちなみにこの小道はジョギングにも最適で、1周約1.5キロだそうです。
全国で唯一の「藻」の生息地
池の奥は「自然環境ゾーン」として植物や動物の保護を行っています。
こちらにはジュンサイをはじめ、アサザ、ショウブなど十数種類の植物が育てられています。
中には絶滅危惧種のイノカシラフラスコモという藻もあり、全国の唯一の生息地となっています。
池の周りを一周すると、市民ならどなたでも利用可能な茶室がありました。
中では着物を着た数人の女性が稽古をしています。茶室の周りで咲く鮮やかな紅色の梅が印象的でした。
広大な敷地内で思いきり四季の移ろいを感じることができるじゅん菜池緑地。
ここでは毎年3月上旬に「梅まつり」を行っています。
国府台女子学院マンドリン部の演奏や、
焼き鳥・ポップコーンなどの模擬店といったイベントも盛りだくさん。
近隣の方々が春の訪れを感じる行事となっています。
じゅん菜池緑地(梅林)
千葉県市川市中国分4-27
(北総鉄道「矢切駅」より徒歩約10分)
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