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街のお得!?情報
大町自然観察園(自然観察園)
千葉県市川市大町284(JR武蔵野線「市川大野駅」より徒歩30分)
湧き水が流れ、オニヤンマが飛び交う自然
前回のバラ園の取材(https://www.hoyuu.com/report/031/)では、バラの美しさはもちろん、その周りの自然の豊かさに感動してしまいました。「人口47万人の市川市にこんなに濃い自然があったとは!」そのバラ園の奥に自然観察園があります。前回は時間の関係で行けなかったので、あらためて散策してきました。
小川のせせらぎに癒される
入園は無料ですが、クルマで行く場合は、バラ園同様に市川市動植物園の駐車場へ停めることになり500円かかります。
観察園までは動物園の脇の遊歩道を歩いて行きます。
駐車場から観察園の入り口までは、およそ800メートルで10分ほどかかります。当日は梅雨の時期でムシムシしていました。しかし広葉樹の緑がはるか頭上を覆い、小川のせせらぎが聞こえる中を歩いていくと、時を忘れさせしみじみと癒してくれます。
オニヤンマの羽化を段階ごとに観察
観察園に到着すると、カワセミを撮影に来た人と学芸員の方が何かに見入っていました。
オニヤンマの羽化です。1時間ほど前に始まったそうです。市川市よりもずっと田舎で育ったにもかかわらず、羽化をはじめて見る私は、感動の言葉を連呼しながらずっと見つめます。すると学芸員の方が私を手招きしてある方向を指さしました。
今見ていたのからさらに1時間ほど経過したオニヤンマだそうです。そしてその約2メートル脇を指さします。
さらに1時間後だそうです。これほど1度に時間差の例が見られるのはめずらしいとのこと。ラッキーです。しかし、学芸員の方は暗い顏で語ってくれました。
「ここはこんな風に簡単にオニヤンマの羽化が見られます。でも中にはこの状態で持って帰ってしまう人もいるんです。オニヤンマは飛ぶようになるとなかなか捕まえられませんからね。クワガタやカブトムシなんてもっとひどいですよ。あきらかに大人がバケツいっぱい入れているところを発見したことがあります。売ろうとしたようですね。だから最近は監視カメラを導入する話も出ているんです」
自然に繁殖している昆虫を捕まえるのは自由です。しかし観察園内は別。環境のため、市民のため特別に保護された地域です。本当に悲しい話ですね。
湿地帯の中の遊歩道を行く
湿地帯の脇の遊歩道を進むと、やがて湿地帯の中を歩くことができるコンクリート製の道に変わります。
この道では昆虫はもちろん、さまざまな植物や野鳥を観察することができます。
野鳥の看板の右下に何かいます。
大町自然観察園(自然観察園)
千葉県市川市大町284(JR武蔵野線「市川大野駅」より徒歩30分)
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