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街のお得!?情報
メルカート(イタリア料理)
千葉県市川市八幡2-16-15(JR「本八幡」駅より約2分)
繊細な味つけに脱帽のイタリアン
イタリア料理の食材と聞いて何をイメージしますか? チーズ、トマトソース、ニンニク、オリーブオイルなどでしょうか。いずれもしっかりとした味のものですね。
ところが、本八幡のイタリアンレストラン「メルカート」は、魚中心のさっぱりとした味つけが特徴です。しかもランチは2500円のコースのみ。
「さっぱり味のイタリア料理??」「ランチが2500円!!」
とにかく行ってきました。
「うちは魚と野菜と果物だけです!」
お店はJR総武線本八幡駅の高架橋の近く、JR・地下鉄連絡通路脇にあります。
座席はカウンター6席と4人掛けのテーブル席が1つです。
モノトーンの落ち着いた雰囲気。線路が近いので騒々しいのでは、と思いましたが、意外に静かです。
スタッフはオーナーさん1人です。メニューが見当たらないので、たずねると、「うちは魚と野菜と果物だけの店です!ランチ、ディナーともにおまかせコースのみになっています。何か嫌いなものはありますか?」
とのこと。
セロリが苦手と伝えると、オーナーさんは手早く料理に取り掛かりました。
毎朝築地で仕入れる海鮮がたっぷり
さて、はじめに出てきたのはサラダです。
マグロ、ヒラマサ、甘海老、タコ、サヨリといった海鮮が満載。まず、マグロを食べると、
「やわらか〜い!」
続いての甘海老は、
「あま〜い!」
どれもプリプリで素材本来の旨味がぎっしり詰まっています。
しかも、酸味の中にほんのりマスタードの風味を感じるドレッシングとの相性がバツグン。
こりゃー普通じゃない、と理由を聞くと、
「魚は毎朝築地で仕入れてきます。毎回1番美味しそうなものを選んで来るんで、2度と同じメニューは出しません」
オーナーは元々和食の料理人だったそうで、魚の目利きはばっちり。
さらに野菜や果物にもこだわって、市川市の地物を中心に仕入れているそうです。
でも、どうしてイタリアンなのに魚と野菜と果物がメインなのでしょうか?
「魚も野菜も“旬“を感じますよね。季節ごとじゃなく毎日美味しいものが変化します。肉ではこうはいきません。そこをお客さんに感じていただきたいんです」
なるほどそういうことでしたか。
素材本来の味を活かすためニンニクはほんの少し
次の料理を待っている間に、食べ放題の手づくりホッカチャをいただきます。
やや味が濃いこのイタリアのパンは、ついつい食べ過ぎてしまいがちです。しかし、ここで満腹になるわけにはいきません。
ぐっと我慢していると、来ました「ズワイガニと白菜のスパゲティ」です。
カトラリーが入っているカゴをのぞくとスプーンが入っていません。
「スパゲティを食べるときは、スプーンを使わないでください。味がからみ過ぎるんです」
再度なるほど、と思いつつフォークで丸めて食すと、ふわぁ〜っとゆずの香り。そして白菜はシャキシャキです。ほとんど生の状態。だから野菜本来の甘みがします。ズワイもかなり薄味。でも、しっかり旨みがあります。
「なんて繊細なんだ!」
でも
「イタリア料理なのにニンニクは使わないのだろうか?」
とオーナーに質問すると、
「実はほんの少し入れているんですよ。そのおかげで味に厚みが出ます。ただしチーズなど乳製品は一切使いません。全部味がそっちに引っ張られますから」
メインは「寒ブリのグリル」でした。
身が分厚い!
しかし、フォークを入れた瞬間、「サクっ」といい音がしました。
皮がパリパリに焼き上がっていて、身は熱々。旬の紅くるり大根とバルサミコ酢の甘さと相まって、これまた絶妙な味わいです。
デザートは「巨峰のジュレ」でした。
プルプルで果肉が丸ごといくつも入っています。口に入れるとキンキンに冷たい。そして濃厚な果汁がじゅわ〜っ!
このこだわり、この家庭では再現できない繊細な味。2500円に納得です。
なお、座席数が少ないため来店の際は予約を入れることをおすすめします。
メルカート(イタリア料理)
千葉県市川市八幡2-16-15(JR「本八幡」駅より約2分)
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