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街のお得！？情報
江戸川の河津桜（桜）
市川市市川南4丁目6番地先（JR「市川駅」より徒歩約12分）
市民がオーナーの3月上旬でも楽しめるお花見スポット
3月に入り陽射しがポカポカしてきました。もう春はすぐそこです。
春といえば桜をイメージする人が多いと思いますが、お花見の時期は例年4月の前半です。
陽気が暖かくなってきているので、「桜はまだか？」とうずうずしてきますね。
ところが市川市では2月下旬から3月中旬でもお花見を楽しめる場所があります。
それは江戸川沿いの河津桜です。
この桜は市民がオーナーとなり、管理とお花見を楽しみながら思い出に残る郷土景観の形成をするために植樹されました。
場所は市川南4丁目と妙典2丁目の二カ所。
今回は市川南の方に行ってみました。
見ごたえ十分なピンクの河津桜
京葉道路市川インター方面からJR「市川駅」方面へと続く県道283号線から路地に入り江戸川を目指すとその桜が見えてきます。
堤防を登りきると約350mに渡って42本の河津桜が満開を迎えていました。
桜というとソメイヨシノが有名ですが、よりピンクがかった河津桜も十分見ごたえがあります。
河津桜は伊豆半島の河津町が原産。
早咲きで例年1月下旬から蕾をつけだし、2月上旬から咲き始めます。
比較的潮風に強く、開花期間が約1カ月と長いところも魅力です。
1本1本にオーナーの想いが
これらの桜1本1本は前述のように市民がオーナーとなっています。
各桜には誰がどんな想いで植樹したかを記したプレートがありました。
子どもの誕生記念が目立ちましたが、なかには金婚の記念といったものもありました。
それぞれオーナーの手書き文字を印刷しているようで、そのときの気持ちが伝わります。
桜と一緒にプレートを見て回るのも楽しいですね。
当日は小雨交じりの天気だったので、見物する人は少なかったのですが、ご近所の方に聞くと晴れた日にはシートを広げてお花見する人も多いそうです。
とはいえ、堤防沿いは遊歩道になっていて犬の散歩やジョギングを楽しむ人がたくさんいました。
向こう岸に目を凝らすと少年野球の練習風景が。
「今日はじめて見たあなたがまぶしい草野球～♪」。
気がつくとユーミンの『まぶしい草野球』を頭の中で繰り返していました。
江戸川の河津桜（桜）
市川市市川南4丁目6番地先（JR「市川駅」より徒歩約12分）
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