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街のお得!?情報
浄光寺(市川七福神めぐり)
市川市大野町3丁目1917番地(JR武蔵野線「市川大野駅」より徒歩約7分)
勝負事の神「毘沙門天」を祀るお寺
市川七福神めぐり第2弾は大野町の浄光寺です。
平安時代末に平将門がこの地に城を築いたときに、
城内に毘沙門天を安置するために建立されたと伝えられるお寺です。
お寺の敷地内に幼稚園
浄光寺は比較的クルマ通りの多い道に面しています。
クルマで行く際は、向かい側の駐車場に停められるようですが、
気づかずに通り過ぎてしまいがちなので注意しましょう。
門の奥に近代的な鉄筋コンクリートの建物が見えます。お寺の本堂がピンク色?
実はお寺の敷地内に幼稚園が入っているのです。
この日は日曜日だったので園児はいませんでした。
なお平日でも参拝はできるようです。
園児を守るかのように立つ毘沙門天
門に入って左側に毘沙門天の石像がありました。
毘沙門天は別名を多聞天といい、七福神の中で唯一武将の姿をしています。
右手に宝棒、左手に宝塔も持っています。
勝負事のほか、商売繁盛や縁結びなどの神として信仰されています。
こちらのお寺の毘沙門天は、まるで園児を守るかのように立っていました。
仁王門には重要文化財の「乳なし仁王像」
園舎の向かい側には仁王門があります。
その前にはイチョウの巨木がそびえていました。
当日は25℃を超す暑さでしたが、ここの木陰はひんやり涼しく、大変気持ちいい空間でした。
仁王門には鎌倉時代の仏師、運慶作「乳なし仁王像」(市指定重要文化財)が左右に二体あります。
この像は乳首がありません。
市川市のホームページによるとこれには次のような伝説があります。
「運慶が母の菩提を弔うために彫っていたところ、
完成まであと一歩というところで母の姿が現れ、
つい誤って乳をそぎ落としてしまいました。
そこで像を壊そうとしましたが、
母がこの地の安産の守りにせよと告げたので、
運慶は像を作り上げました」。
こうした伝説によりこの像は俗に「乳なし仁王」と呼ばれ、
安産、または乳の少ない人々のお守りとして知られています。
子どもがすくすく育ちそうな伸び伸びとした空間
敷地奥の本堂前に立ち、振り向くと広々とした園庭と巨木が。
本堂の脇ではツツジが満開を迎えていました。
この寺領では、ツツジのほかに春は桜、夏はアジサイが咲き、秋にはイチョウが紅葉するそうです。
このような恵まれた環境に囲まれた園児は、きっと伸び伸び育つのでしょうね。
それに常に毘沙門天が睨みを利かせているので、悪いことを覚えることはなさそうです(笑)。
浄光寺(市川七福神めぐり)
市川市大野町3丁目1917番地(JR武蔵野線「市川大野駅」より徒歩約7分)
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