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街のお得！？情報
広尾防災公園（公園）
市川市広尾2-3-2（東京メトロ東西線「南行徳駅」より徒歩約20分）
1万3000人の避難を受け入れる公園
3.11の復旧も完了していないというのに、最近は火山の噴火や洪水など災害が続いています。
災害はいつ、どこで起こるか分かりません。
もし帰る場所がなくなってしまったら……。
そんな事態を想定して市川市では防災公園の整備を進めています。
以前大洲防災公園をご紹介しましたが、今回は広尾防災公園に行ってきました。
キャッチボール、自転車の練習、水遊び――。思い思いの形で楽しむ
広尾防災公園は、旧江戸川沿いにある広大な敷地の公園です。
面積は約3.7ヘクタール。駐車場も大きく、30台くらいは停められそうです。
駐車料金は、90分まで無料で、以降30ごとに100円です。
敷地は大きくバーベキューや遊具を楽しむ「いこいの広場」と、
スポーツを楽しむ「健康の広場」に分かれています。
写真上の四角いスペースが「健康の広場」です。
中に入ると、とにかく広い。
画像写真奥のマンションまでが敷地です。
そんな広々とした中を、たくさんの人が思い思いの形で楽しんでいました。
広場を囲む道路はジョギングコースにもなっていて、
おもに「いこいの広場」を回るコースが1周320m、
「健康の広場」までつながるコースは1周750mです。
この高いフェンスで囲まれたスペースが「健康の広場」です。
小学6年生以下のサッカーや野球などの練習のみに開放されています。
災害時にはヘリポートとなるスペースです。
この日は時々小雨がぱらつくあいにくの天気でしたが、
大勢の人がバーべキューを楽しんでいました。
バーベキューをする際は、事前の届出が必要です。
「いこいの広場」の一角には、バラ園もありました。
しかし、開花にはまだ早かったようです。残念。
さて、肝心の防災設備をご紹介しましょう。
この大きなパーゴラは、災害時に救援物資の集積場になりますが、
周りにシートを張ることで大型テントにもなります。
こちらはカマドにもなるベンチ。
こちらは風力発電です。
少ない風でも動き、得られたエネルギーは時計や照明に利用されます。
こちらはマンホールトイレ。
敷地内には68穴あり、1万3000人が3日間排泄する量に対応します。
そのほかにも同公園には、備蓄倉庫、飲料用貯水槽、雨水貯留槽、防火水槽、
非常用自家発電設備などが装備されています。
街の価値は、交通の便や商業施設の数だけで決まるものではありません。
災害など万一のときも、できる限り負担を軽減できるところに住みたいものです。
その点、市川市は合格ではないでしょうか。
広尾防災公園（公園）
市川市広尾2-3-2（東京メトロ東西線「南行徳駅」より徒歩約20分）
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